台湾サマースクール6日目

尾道中学校 尾道高等学校

■台湾サマースクール6日目

6日目、生徒たちはそれぞれホームスティ先から集合し、嘉義名所の見学に出かけています。ホームスティ先では、みなそれぞれに歓待を受けた様です。興奮気味に話しくれました。
最初の見学先は嘉義公園。8月6日の今日、この公園内にある嘉義市のランドマークタワーで協同校Yu校長から世界平和を祈念するスピーチをして頂き、平和への思いを込めて全員で黙祷を行いました。
そして、ボランティアガイドさんの案内で公園を散策しました。この公園は豊富な熱帯性植物群の中に日本統治時代の建造物と中華文化の建物が混在する台南地方ならではの名所です。

昼食は烏山頭貯水庫のホテル内のレストラン。
日本人技師八田與一の主導により、1930年に完成したダムは嘉南地方の農業を支えるだけでなく、多くの人々のリゾート地としても親しまれています。続く、富安宮は日本統治時代の日本人巡査が神様として祀られている場所、ここでは地元の方達が今でも大切にこのエピソードを守り、語り継いで下さっています。ここで、八田技師、森川巡査のエピソードをすべて紹介することはできませんが、この2ヶ所で台湾と、日本の学生が交流を持つことはとても意義深いことと考え、サマースクールの訪問先としています。
最後は東石漁港でサンセットを見ながらシーフードの予定でしたが、残念ながら台湾屈指の夕日は雲の向こう、活気溢れる屋台で台湾名物を堪能しました。明日は閉校式、研修を終え帰国します。


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