校章・校歌
校章
新しい校章~尾道中学校・高等学校のシンボルマーク
(平成18年4月1日制定)
平成12年度から本格的な学園改革に取組み,新生尾道高校の創造を図ってきました。そして,平成18年度には学園創立50周年を迎えるとともに,中学校を開設しました。この時期に合わせて,改革にふさわしく新しい学校名・校章を設定することになりました。
学園のシンボルカラーを木々から萌え出ずる若葉の芽のごとく,新しい未来への可能性とエネルギーを秘めたカラーである萌黄色としました。校章のデザインを広く公募し,多くの応募の中から,神戸市 のデザイナー杜多利香さんの作品が選ばれました。
作者の意図に「尾道学園の尾の字を象徴し,力強く羽ばたく生徒の姿をデザインしたもので,若々しい力に溢れ,成長と飛躍をみせる尾道中学校・尾道高等学校を表現したもの。」とあります。
この意図とデザインが学園の求めるイメージに合致することから,これに決定しました。
尾道学園校歌「彼方へ」
(平成19年5月25日制定)
作曲者小原孝さんのプロフィール
神奈川県川崎市生まれ。昭和61年(1986年),国立音楽大学大学院を首席で修了。現在,尚美学園大学客員教授,国立音楽大学非常勤講師。 川崎市市民文化大使。ピアノを自在に歌わせることのできるピアニストとして絶大な人気を集めている。平成11年(1999年)4月より始まったNHK FMレギュラー番組「弾き語りフォーユー」は現在も好評放送中。第13回・16回・17回奏楽堂日本歌曲コンクール 優秀共演者賞受賞,および17回作曲部門中田喜直賞受賞など受賞暦も多数。
作詞者光原百合さんのプロフィール
広島県尾道市生まれ。大阪大学文学部卒業,同大学院修了。現在,市立尾道大学文化芸術学部准教授。詩集,童話,推理小説,ファンタジーなどを多数発表。短編小説「十八の夏」で第55回日本推理作家協会賞を受賞。
■作詞にあたって(光原百合)
作詞にあたって何よりも描きたかったことは,「憧れ」そして「希望」「夢」の大切さです。
今の社会には,「世の中なんてこの程度のもの」という諦めの気持ちが蔓延しているように見えます。これは明らかに私たち大人の責任なのですが,でもこの「諦め」は正しくない―─と思います。人生そして世界は,間違いなく,新鮮な驚きに満ちたものです。しかし,憧れと希望を持って歩むことでしか,それを見出すことはできない。その想いが作詞にあたるうえでの出発点であり,ことに1番の歌詞の中心となっています。2番の歌詞には,そんな人生を歩むための基盤となる,豊かな人間性を育てる場として,この町そして学校への愛着を感じてほしいという思いを込めました。また,尾道学園基本精神より「志」「誇り」という言葉を盛り込みました。
生徒の皆さんが,夢と希望,志と誇りにあふれた人生を歩んでいかれることを心からお祈りしています。
最後になりましたが,私の拙い詞をご採用いただき,篤くお礼申し上げます。小原孝先生の美しいメロディとともに,末長く歌い続けていただければ幸いです。
学園讃歌(旧校歌)
(昭和33年5月25日制定)
旧校歌(尾道高等学校校歌)は学園讃歌として折に触れ歌い続けてまいります。